朝起きられない・学校に行けない…起立性調節障害に悩む高校生の整体事例|北大路

「起こしても朝まったく起きられないんです」

「朝になると身体が動かない」

「起きようとすると頭が痛い、気持ち悪い」

「午前中はしんどいのに、夕方になると元気になる」

このようなお子さんの症状で悩んでいませんか?

今回ご紹介するのは、高校1年生の男子生徒・K君です。

ご相談いただいたのは、お母様からでした。

中学生の頃までは毎朝普通に起きて学校へ行っていたK君。

ところが高校へ進学してしばらく経った頃から、

「朝、身体が重たくて起きられない」

という日が増えてきました。


最初は「夜更かししているから」と思っていた

最初の頃、ご家族もそれほど深刻には考えていませんでした。

「高校生活で疲れているのかな」

「スマホを見て寝るのが遅いからじゃない?」

そう考えていたそうです。

しかし、徐々に状況が変わってきました。

何度声をかけても起きられない。

なんとか身体を起こしても、

「頭が痛い」

「気持ち悪い」

「身体に力が入らない」

と言って、再び横になってしまいます。

遅刻して学校へ行く日が増え、やがて午前中を休むことも増えてきました。


「学校に行きたくないわけじゃない」

お母様が特につらかったのが、

「学校に行きたくないの?」

とK君へ聞いた時のことでした。

K君から返ってきたのは、

「行きたいけど、朝は本当に身体が動かない」

という言葉でした。

前日の夜には、

「明日はちゃんと行く」

と準備をしています。

友達との関係にも大きな問題はなく、部活動にも参加したい。

それなのに朝になると起きられません。

その状態が続くうちにK君自身も、

「なんでみんな普通に起きられるのに、自分だけ起きられないんだろう」

と悩むようになっていました。


午後になると元気になるのも特徴的でした

ご家族が不思議に感じていたのが、時間帯による変化です。

朝はあれほどつらそうなのに、お昼を過ぎた頃から少しずつ元気になります。

夕方になると普通に会話ができる。

食事もできる。

夜にはスマホを見たり、家族と話したりできる。

その姿を見ると、

「朝だけ起きないなんて、気持ちの問題なのかな?」

と思ってしまうこともあったそうです。

しかし、起立性調節障害では朝から午前中に症状が強く、午後になると比較的動きやすくなることがあります。

「午後は元気だから仮病」というわけではありません。


医療機関で「起立性調節障害」と診断

症状が続いたため、ご家族は医療機関を受診しました。

そこで診察や必要な検査を受け、K君は起立性調節障害と診断されました。

起立性調節障害は、立ち上がった時などに身体が血圧や心拍数などをうまく調節できず、さまざまな症状が現れる病気です。

思春期の子どもにみられることがあり、

  • 朝起きられない
  • 立ちくらみ
  • めまい
  • 頭痛
  • 倦怠感
  • 動悸
  • 吐き気
  • 食欲低下
  • 午前中の体調不良

などがみられることがあります。

大切なのは、

「朝起きられない=怠けている」

と決めつけないことです。


起立性調節障害=自律神経だけの問題?

起立性調節障害について調べると、

「自律神経の乱れ」

という言葉を目にすることが多いと思います。

確かに自律神経による循環調節が関係しますが、

「自律神経を整体で整えれば治る」

と単純に考えることはできません。

症状の程度も一人ひとり異なり、貧血や心臓の病気、内分泌疾患、睡眠の問題など、別の原因による体調不良との区別が必要になる場合もあります。

そのため、朝起きられない状態が続いている場合は、まず小児科などの医療機関へ相談することが重要です。


「北大路 起立性調節障害」で検索

K君も医療機関での治療を続けていました。

しかし、お母様にはもう一つ気になることがありました。

それがK君の身体の状態です。

学校を休む日が増えてから活動量が減り、家では横になっている時間が長くなっていました。

さらに、

「首や肩が重たい」

「背中がしんどい」

「深呼吸しにくい」

と訴えることも増えていました。

そこで、

「京都 起立性調節障害」

「北大路 起立性調節障害」

「高校生 朝起きられない」

「起立性調節障害 整体」

などと検索し、きずな整体院へご相談いただきました。


初回で一番大切にしたこと

初回、K君はお母様と一緒に来院されました。

そこで最初にお伝えしたのが、

「起立性調節障害の治療を整体へ置き換えるわけではありません」

ということです。

医療機関で受けている治療や指導を優先していただきながら、当院ではK君が現在抱えている身体の緊張や動かしにくさ、生活習慣などを確認していきました。


K君の身体を確認すると

無理のない範囲で姿勢や身体の動きを確認しました。

K君には、

  • 頭が身体より前へ出やすい
  • 背中が丸まりやすい
  • 首肩周辺の緊張が強い
  • 胸郭周辺の動きが小さい
  • 呼吸が浅くなりやすい
  • 股関節周辺の動きが少ない
  • 日中の活動量がかなり減っている

といった特徴がみられました。

ただし、

「この姿勢だから起立性調節障害になった」

ということではありません。

長期間体調が悪く横になっている時間が増えれば、身体の動かしにくさや筋力・体力の低下につながることもあります。

病気そのものと、現在の身体の状態を分けて考えることが大切です。


強い刺激ではなく身体全体をソフトに

K君の場合、疲労感も強かったため、無理に身体を動かしたり強い刺激を加えたりすることはしませんでした。

足元・股関節・骨盤周辺から身体の状態を確認。

その後、背中・胸郭・肩甲骨・首周辺へとソフトに施術を行いました。

きずな整体院では「心身循環整体」という考え方のもと、筋肉や関節だけではなく、呼吸のしやすさや身体全体の緊張状態なども確認します。

ただし、これは起立性調節障害そのものを治療するという意味ではありません。

あくまで医療機関での治療を続けながら、身体面から日常生活をサポートすることが目的です。


「身体が少し軽い感じがします」

施術後、K君に身体の感覚を聞いてみると、

「背中が楽です」

「さっきより身体が軽い感じがします」

とのことでした。

お母様からも、

「普段ずっと身体に力が入っていたんですね」

というお話がありました。

一度の施術で、

「翌朝から起きられるようになった」

というものではありません。

K君の場合も、医療機関での経過を確認しながら、身体の状態に合わせてサポートを続けました。

※施術による身体の変化には個人差があります。


目標は「朝6時に絶対起こす」ではありません

K君のお母様は最初、

「とにかく朝起きられるようになってほしい」

という気持ちが強くありました。

当然だと思います。

学校への遅刻や欠席が増えれば、勉強や進級についても不安になります。

しかし、

「明日は絶対起きないと」

「また学校を休んだらどうしよう」

と本人も家族も追い込まれてしまうと、さらに負担が大きくなってしまいます。

そこで、

「いきなり以前の生活へ100%戻すのではなく、できることを少しずつ増やしていく」

ことを大切にしました。


「午前中から動ける日が少し増えてきました」

その後も医療機関での治療と並行しながら、生活リズムや身体の状態を確認しました。

以前はお昼頃までほとんど動けない日も多かったK君。

少しずつ、

「今日は10時頃から動けた」

「午前中に少し外へ出られた」

という日が出てきました。

学校についても、いきなり毎日朝から登校することを目標にするのではなく、本人・家族・医療機関・学校で相談しながら進めていきました。

K君からも、

「前より『明日の朝どうしよう』って考えることが減りました」

という言葉がありました。


起立性調節障害で大切にしたい生活習慣

① 朝起きられないことを責めない

「夜は元気なのに、なぜ朝だけ起きられないの?」

と思ってしまうかもしれません。

しかし、起立性調節障害では時間帯によって体調が変化することがあります。

まずは本人が感じているつらさを理解することが大切です。

② 水分や食事について医師の指導を確認する

起立性調節障害では、水分や塩分などについて指導される場合があります。

ただし、必要量は体調や持病などによって異なるため、自己判断で極端に増やすのではなく、主治医の指示に従いましょう。

③ 起き上がる時はゆっくり

急に身体を起こすとつらい場合があります。

横になった状態から座る、座ってから立つなど、本人の体調に合わせて動きます。

④ 医師から制限がなければ活動量も少しずつ

体調が悪いからと一日中横になり続けると、体力が低下してさらに動きにくくなることがあります。

ただし、無理な運動は必要ありません。

医師の指示を確認しながら、体調の良い時間帯にできることから始めます。


親御さんにも知っていただきたいこと

起立性調節障害で特につらいのは、本人だけではありません。

毎朝起こす。

学校へ連絡する。

欠席日数が気になる。

勉強の遅れが心配になる。

「このまま学校へ行けなくなったらどうしよう」

と、保護者の方も大きな不安を抱えることがあります。

しかし、本人も、

「起きたいのに起きられない」

ことで悩んでいるかもしれません。

本人だけ、あるいは家族だけで抱え込まず、医療機関や学校などとも相談しながら対応していくことが大切です。


こんな症状はありませんか?

  • 朝どうしても起きられない
  • 起きると頭痛や吐き気がする
  • 立ち上がるとめまい・立ちくらみがする
  • 朝は身体が重くて動けない
  • 午前中に体調が悪くなる
  • 午後から夕方になると元気になる
  • 学校への遅刻・欠席が増えている
  • 身体がだるく横になっている時間が長い
  • 動悸を感じることがある
  • 本人も「学校へ行きたいのに行けない」と悩んでいる

こうした状態が続いている場合、

「生活習慣が悪いだけ」「怠けているだけ」

と判断せず、一度医療機関へ相談してください。


起立性調節障害だと思い込まないことも大切です

「朝起きられない」「立ちくらみがする」といった症状が、すべて起立性調節障害とは限りません。

別の病気や睡眠の問題、薬の影響などが関係する可能性もあります。

特に、

意識を失った、運動中に失神した、強い胸痛や息苦しさがある、けいれんがある、突然の激しい頭痛や手足の麻痺がある

といった場合には、速やかに医療機関へ相談してください。

また、気分の落ち込みが強い、自分を傷つけたい・消えたいといった訴えがある場合にも、身体の問題だけと考えず、早急に医療機関など専門的な支援につなげることが重要です。


北大路で「朝起きられない」お子さんのことでお悩みの方へ

「朝起きないから夜更かしが原因」

「夕方は元気だから学校へ行きたくないだけ」

「自律神経を整えればすぐ治る」

と決めつけることはできません。

起立性調節障害では、本人自身が、

「学校へ行きたいのに身体がついてこない」

と苦しんでいる場合があります。

京都市北区のきずな整体院では、起立性調節障害に対する医療機関での診断・治療を大切にしています。

そのうえで、長期間の体調不良に伴う首肩や背中の緊張、身体の動かしにくさなどを確認しながら、日常生活を少しでも過ごしやすくするための身体づくりをサポートします。

北大路・北山・鞍馬口・今出川・紫野・小山周辺で、

「子どもが朝起きられない」

「起立性調節障害と診断された」

「午前中は学校へ行けない」

「病院で治療を受けながら身体のケアも考えている」

という方は、ご相談ください。

きずな整体院

京都府京都市北区小山上総町11-1
フェニックス21ビル3F

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きずな整体院