「朝起きた瞬間、部屋がぐるぐる回り始めました」
「目を開けたら天井が回っている」
「寝返りをした瞬間にぐるぐるする」
「まためまいが起きそうで怖い」
このような「回転性めまい」に悩んでいませんか?
今回ご紹介するのは、40代女性・A様です。
A様が初めて強いめまいを経験したのは、ある日の朝でした。
いつものように目が覚めて、ベッドから身体を起こそうとした瞬間、
「ぐるぐるぐる…」
と、突然部屋全体が回っているような感覚に襲われました。
自分は動いていないのに、天井や壁が回っている。
「何が起こったの?」
「このまま倒れるんじゃないか…」
怖くなり、しばらくその場から動くことができませんでした。
「立ったらまた回りそう」で動けない
しばらくすると強いめまいは落ち着きました。
しかし、A様が身体を起こそうとすると、再びフワッとした感覚がします。
その瞬間、
「またぐるぐる回るかもしれない」
と怖くなりました。
ゆっくり身体を起こす。
壁につかまりながら歩く。
急に振り向かない。
下を向かない。
できるだけ頭を動かさない。
それまで何も考えずに行っていた動作が、一気に怖くなってしまいました。
回転性めまいとは?
めまいにはさまざまな感じ方があります。
その中でも、
「自分や周囲がぐるぐる回っているように感じる」
ものを回転性めまいと表現します。
回転性めまいは、良性発作性頭位めまい症(BPPV)、メニエール病、前庭神経炎など、耳の奥にある平衡感覚に関係する部分の問題で起こることがあります。
一方で、脳や神経に関係する病気などでもめまいが起こることがあります。
そのため、
「肩が凝っているから」
「自律神経が乱れているから」
と自己判断することはおすすめできません。
突然強い回転性めまいが出た場合は、まず医療機関で原因を確認することが大切です。
A様もまず医療機関を受診
A様も強いめまいを経験したため、まず医療機関を受診されました。
必要な診察を受け、医師の指示に従いながら経過を確認。
数日すると、最初のような激しい回転性めまいは徐々に落ち着いてきました。
しかし、A様には別の問題が残っていました。
それが、
「またぐるぐる回ったらどうしよう」という怖さです。
めまいは落ち着いているのに寝返りが怖い
特に怖かったのが、夜でした。
ベッドへ入り、横を向こうとすると、
「この向きで大丈夫かな?」
と不安になります。
寝返りをする時も、頭をできるだけ動かさないように身体ごとゆっくり動かします。
夜中に目が覚めても、
「急に起きたらまた回るかも」
と思い、慎重に身体を起こしていました。
その結果、眠っている時まで身体に力が入り、朝起きても疲れが取れません。
A様は、
「めまいが出ていない時まで、めまいのことを考えてしまいます」
と話されていました。
首や肩までガチガチに
めまいを経験してから、A様は頭を動かすことを避けるようになりました。
後ろから呼ばれても首だけで振り向かない。
上の棚を見る時も首を動かさない。
歩いている時もなるべく正面を見る。
その生活が続くうちに、以前より首や肩の緊張を感じるようになりました。
仕事が終わる頃には肩がガチガチ。
「めまいが怖くて身体を固めていたら、今度は首と肩がつらくなりました」
という状態でした。
「北大路 回転性めまい」で検索してご来院
A様は医療機関での確認を続けながら、
「首や肩の緊張も一度見てもらいたい」
と思われました。
そこで、
「北大路 回転性めまい」
「京都 めまい 整体」
「ぐるぐる回る めまい」
「寝返り めまい」
などと検索。
きずな整体院を知っていただきました。
初回のカウンセリングでA様が話されたのが、
「また回るのが怖くて、普通に動けないのが一番つらいです」
という言葉でした。
「めまい=自律神経」と決めつけません
めまいについてインターネットで調べると、
「自律神経の乱れ」
「首の歪み」
「血流が悪い」
など、さまざまな情報が出てきます。
しかし、回転性めまいにはさまざまな原因があり、
「自律神経を整えれば回転性めまいが治る」
「首を調整すればめまいがなくなる」
とは言えません。
当院でも回転性めまいそのものを診断・治療するのではなく、医療機関での評価を大切にしたうえで、A様が併せて抱えている首肩の緊張や身体の動かしにくさなどを確認しました。
初回に確認したA様の身体
A様の状態を確認すると、
- 首肩周辺の緊張が強い
- 肩をすくめるように力が入っている
- 頭を動かすことへの不安が強い
- 首を左右へ向く範囲が小さい
- 胸郭周辺の動きが小さい
- 呼吸が浅くなりやすい
といった特徴がありました。
特に首を動かしていただこうとすると、
「大丈夫かな…」
と、動かす前から身体全体へ力が入ります。
A様自身も、
「めまいが出ないように、ずっと身体を固めていたのかもしれません」
と気づかれていました。
いきなり首や頭を大きく動かしません
A様のように回転性めまいを経験した方にとって、頭を動かされること自体が大きな不安になる場合があります。
そのため当院では、いきなり首を強く回したり、大きく動かしたりすることはしませんでした。
まずは足元や骨盤、背中など、頭から離れた部分から身体全体を確認。
その後、肩甲骨や胸郭周辺をソフトに調整していきました。
A様の表情や体調を確認しながら、
「怖くない範囲で進めること」
を大切にしました。
「身体の力が少し抜けた感じがします」
施術後、A様にゆっくり深呼吸をしていただきました。
すると、
「さっきより呼吸しやすいです」
「肩の力が抜けています」
とのこと。
その後も無理に首を大きく動かすことはせず、A様が安心できる範囲で動きを確認しました。
大切なのは、
「整体を受けたから回転性めまいが治った」
と考えることではありません。
A様の場合は、めまいそのものについては医療機関で経過を確認しながら、整体では身体の緊張や動くことへの不安に対してサポートを行いました。
※施術による身体の変化には個人差があります。
「ぐるぐる回るのが怖い」という記憶が残ることも
強い回転性めまいを経験すると、
「またあれが起きたらどうしよう」
という不安が残ることがあります。
その結果、
寝返りをしない。
振り向かない。
上を向かない。
急に立たない。
外出を控える。
など、日常生活の動作まで避けるようになる方もいます。
もちろん、めまいが続いている時に無理をする必要はありません。
一方で、医療機関から運動制限を受けておらず症状が落ち着いている場合には、必要以上に身体を固め続けず、安心してできる動作を少しずつ増やしていくことも大切です。
数回の施術後「寝返りするたびに考えなくなりました」
その後もA様には、医療機関での経過観察と並行して身体のケアを続けていただきました。
数回目の来院時、
「最近、寝返りするたびに『めまい出ないかな』って考えることが減りました」
とのこと。
さらに、
「家族に呼ばれた時も、前より自然に振り向けています」
と話してくださいました。
A様にとって大きかったのは、単純な首の可動域だけではありません。
「またぐるぐる回るかもしれない」という不安に支配される時間が減ったことでした。
回転性めまいがある方に知ってほしい4つのこと
① 初めての強いめまいは自己判断しない
突然周囲がぐるぐる回るようなめまいが出た場合は、
「疲れているだけ」
「肩こりからだろう」
と決めつけず、医療機関へ相談しましょう。
② 耳鳴りや聞こえにくさも伝える
めまいと一緒に、
「耳が聞こえにくい」
「耳鳴りがする」
「耳が詰まった感じがする」
といった症状がある場合は、そのことも医師へ伝えることが大切です。
③ 自己流で激しく頭を動かさない
めまいについて調べると、頭を動かすさまざまな方法が紹介されています。
しかし、めまいの原因によって対応は異なります。
自己判断で激しく頭を動かすのではなく、診断を受けたうえで医師や専門職から指導された方法を行いましょう。
④ 「いつ・どんな時に出たか」を記録する
めまいが出た時には、
「寝返りした時」
「起き上がった時」
「何もしていない時」
「何分くらい続いたか」
「耳鳴り・難聴・吐き気はあったか」
などを記録しておくと、医療機関へ相談する際にも役立ちます。
こんな回転性めまいでお悩みではありませんか?
- 突然、部屋がぐるぐる回った
- 朝起き上がるとめまいがする
- 寝返りするとぐるぐるする
- 上を向くのが怖い
- 振り向くのが怖い
- めまいと一緒に吐き気がする
- めまいが出てから外出が不安
- まためまいが出ることを考えてしまう
- めまいが落ち着いても首肩がガチガチ
- 頭を動かすこと自体が怖くなった
このような場合は、まず医療機関でめまいの原因を確認することが重要です。
そのうえで首肩の緊張や身体の動かしにくさなどが残っている場合は、身体の状態を見直すことも一つの選択肢です。
このようなめまいは速やかに医療機関へ
回転性めまいの中には、緊急性の高い病気が隠れていることがあります。
特に、
突然の激しい頭痛、ろれつが回らない、顔や手足のしびれ・麻痺、物が二重に見える、意識がおかしい、立ったり歩いたりすることが難しい、繰り返し激しく嘔吐する
などを伴う場合は、整体ではなく速やかに医療機関を受診してください。
また、突然片耳が聞こえにくくなった、急な耳鳴りや耳の詰まり感を伴う場合も、早めに耳鼻咽喉科へ相談することが大切です。
北大路で「ぐるぐる回るめまい」にお悩みの方へ
回転性めまいを一度経験すると、
「またぐるぐる回ったらどうしよう」
という怖さから、身体を動かすこと自体が不安になることがあります。
ただし、
「めまい=首の歪み」
「めまい=自律神経の乱れ」
と決めつけることはできません。
京都市北区のきずな整体院では、まず医療機関での診断・治療を大切にしています。
そのうえで、めまいへの不安から強くなった首肩の緊張や、身体を動かしにくくなっている状態などを確認し、安心して日常生活を送るための身体づくりをサポートします。
北大路・北山・鞍馬口・今出川・紫野・小山周辺で、
「ぐるぐる回るめまいが怖い」
「寝返りをするのが不安」
「めまいが落ち着いても身体を動かすのが怖い」
「めまいと一緒に首肩の緊張も気になる」
という方は、まず医療機関で状態を確認したうえでご相談ください。
きずな整体院
京都府京都市北区小山上総町11-1
フェニックス21ビル3F
地下鉄北大路駅から徒歩1分
イオン北大路から徒歩3分





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きずな整体院でございます。